ピアノレッスン (1993)

監督: ジェーン・カンピオン
出演: ホリー・ハンター, ハーヴェイ・カイテル, サム・ニール, アンナ・パキン

公開時、映画館で観た映画。…そして例のシーンで貧血起こして
具合が悪くなった苦い思ひ出。。。
（当時、映画は映画館で観なきゃ主義でした）
長い事、あのメロディと浜辺にピアノの印象が強く残ってました。
んがっ。（…今更鴨しれませんが、ネタバレ嫌な方は回れ右）

邦題「ピアノ」でいいんじゃないかな。
元夫と衝撃的な別れをしたものだから、ショックで話せなくなった主人公エイダが語るすべはピアノのみ。

その事に全く理解を示さない再婚相手も相手だけれど、不倫相手が現地のマオリ族（今観るとストーカーっぽぃ…）未開の地ニュージーランドの景色と浜辺に置いてあるピアノのシーンだけ印象に残っていたけれど、一番気の毒だったのは、子供のフローラ。ピアノを取り返す為とはいえ、家に入れずほったらかし状態。再婚相手の夫の味方をしても仕方がない事だと思う。例えフローラの行動で不倫がバレ、母親の指が切り落とされたとしても。
（これはこれで、子供のトラウマになり得ると思う…）
最後は離婚、不倫相手の愛が真実の愛だと気が付き島を離れる際、あんなに拘っていいたピアノと共に海に沈む（…この時、私は死んだのだ）←エピローグ。

最後は幸せに暮らせて、良かったね…とはなるのだけれど、
多分、観る人によって感情移入ポイントが分かれる映画。

愛って色々なカタチがあるのね…。
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