白雪姫と鏡の女王（監督 : ターセム・シン）

（後付け雑記）
Mirror Mirror
(2012)
監督 : ターセム・シン
邪悪な女王 : ジュリア・ロバーツ
白雪姫 : リリー・コリンズ
etc…。…いわゆる、ベースが白雪姫なのですが、
トンデモ映画でした…。
ネタバレ嫌な方は回避をお願い致します。

父（王）を亡くし、意地悪な継母に
幽閉されて育った白雪姫は外の世界に憧れる最中、侍従の女性達に
王が居た頃より、村人が課税で食べるのにも困っている事を知り
掟を破って外に出る。その前にお父様の形見です、と
短剣を渡されるんですが、村に向かう途中、強盗に襲われ
身包み剥がされ、吊るされている王子と侍従を助ける事に。
そんな出逢いからして笑えるんですが、
実は今の女王は浪費癖が激しく、国にはお金が無いといふ（笑）

鏡は女王の為に王に惚れ薬を使う為に授け、
使う度に魔法には代償が必要と忠告めいた事を言う←常識的…！

女王は財政難をなんとかする為に、王子との結婚を画策し、
侍従の男に邪魔な白雪姫を殺せと命じる。
しかし、王に受けた恩義を感じていた侍従は、森へ逃がすのだった。

森には魔物がいるという…兎に角、逃げて低い樹にぶつかって
気を失って目覚めると…そこには7人の盗賊小人が…。

（…なんか書いていて莫迦らしくなってきたな…）

えーと、小人と仲良くなった白雪姫は小人たちを
改心させ、村人達から無理やり徴収させた金貨を
王族の馬車から奪って村人に返し仲良くさせ、
いっぱしの剣術も身に着けて、すっかり逞しく（笑）

鏡よ、鏡…。それでも惚れ薬が切れたからって“犬用の惚れ薬”って何⁉
犬用の惚れ薬を飲まされた王子は、行動が犬化。
しかし、白雪姫の口づけで我に返り、女王の企みは失敗。
魔物を倒したら、実は殺された筈の王様でした。

そして、鏡の忠告通り、魔法の代償で女王は醜い老婆になり、
国は元に通り、豊かな国になったのでした。めでたしめでたし。
王様 はショーン・ビーン♡

って…。いいのか？そんなオチで…（汗）

トンデモ映画なりに楽しめました●●○○○
●は体当たり演技のジュリア・ロバーツに。
●は美しい衣装をデザインした石岡瑛子さんに捧げます。

P.S:ターセム・シン（Tarsem Singh)が、私の好きだった
　　R.E.M.の「ルージング・マイ・レリジョン」PV作成に
　　関わった人というのが、一番驚いた…Σ（・・|||